Editor's Note
書海放浪記
2010.09.08
GLOBE、もしくはデザインの豊饒
日本でクオリティペーパーといえば、それは朝日新聞を指す。読者によって思想的に好き嫌いはあるだろうが、クオリティペーパーであることは事実だ。世界からの認識もそうである。
その朝日新聞が少し前から別冊として『GLOBE』という情報紙を出している。
隔週月曜日の朝刊に同封される別冊で、新聞と同サイズ。しかし、その性格は新聞というよりは情報紙である。政治経済を縦軸として、そこに文化という横軸を配した編集。つっこんだ取材記事とオピニオン的な編集方針を導入した読み応えのある情報紙だ。
世間では、横組みだし、紙も違うし、編集も朝日らしい目線が強すぎて、なんだか中途半端だ、という意見もよく耳にした。
しかし私はかなり好印象を持って毎号楽しみにしている。
内容は確かに朝日のそれで、しかも、朝日新聞とアエラを足して、そこに目線の高い評論を加味した感じなので、相変わらずだなと思うが、それでも切り口は鮮やかだ。
(バックナンバーページに続く)
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